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北海道・中学生のお母さん、アラキドン酸は脳を若々しくさせる

脳の発育に必要、アラキドン酸が脳の若返りに役立つということが分かってきています。
アラキドン酸は母乳に含まれる必須脂肪酸のひとつで、体内で作り出すことはできない、もしくは量が限られることから、食事を通して摂取することが望まれまています。
すでに世界的標準規格であるFAOでは、赤ちゃんの粉ミルクに、DHA(ドコサヘキサンエン酸)とともにアラキドン酸(ARA)を配合することを推奨しており、日本でも森永乳業のはぐくみやフォローアップミルクなどに採用されています。
その分量は日本人の母乳の割合に近づけるように、DHAを2に対しARAは1の割合で配合しているという(DHA=70mg/100g、アラキドン酸=35mg/100g)ことです。
過去の人工乳になりますが、脱脂粉乳で育てた子供は脳の発達に遅れが見られたり、脱毛などがあったということです。
その原因は、体内で必須脂肪酸の脂が不足しては重要な問題が起きたと言われているんです。
母乳に含まれる成分であることをみても、人間には必須の脂肪酸のひとつということが分かると思うのですが、アラキドン酸はどんな働きをするのでしょうか?
アラキドン酸は細胞膜を構成する脂肪酸のひとつになります。
体内ではあらゆるところに存在していますが、特に、脳の神経細胞を構成する機能に不可欠の存在です。
胎児期から新生児期にかけては、脳神経系や網膜の組織に多く蓄積され、乳児の正常な発育と機能の発達に重要な役割を果たすといわれています。
食品では、卵、肉などの動物性食品に含まれています。
アラドキン酸はオメガ6系の脂肪酸なんです。
代表的なオメガ6系脂肪酸のひとつで、リノール酸・ガンマリノール酸・ガンマリノレン酸と並ぶ存在です。
今では、「大事だけれども、摂りすぎは禁物」とも言われている脂肪酸になっています。
食事制限にかかる中高年の方が積極的に摂るのはお勧めできません。
アラドキン酸などのオメガ6系脂肪酸に対して、オメガ3系脂肪酸の代表的なものに、EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)・アルファリノール酸・アルファリノレン酸などがあります。
母乳への配合割合を見ても分かる通り、オメガ6系よりオメガ3系の脂肪酸を多く摂りたいのが人間なのですが、今の食生活は圧倒的にオメガ6系の過多摂取を指摘されています。

食の欧米化が影響している部分です。
単純に食事で考えると、アラキドン酸を摂るために頂いた食事の2倍分もの
EHAやDHAを含んだ食事が必要、ということになってしまいます。食事だけでまかなおうとするのはちょっと無理な話ですね。
そうはいっても、どうやら脳にいいらしいということが分かっています。
50歳を超えてくると、脳の働きが悪くなったと感じることも一度や二度ではありませんし、このまま脳の老化は見過ごしたくないですよね。
油は多く摂りすぎたくない、食べたくない、けれども「脳・体内にアラキドン酸を摂り入れたい」ことを考えると、必然的な選択肢はサプリメントで摂取するということになるるかもしれません。
アメリカでは食材のベーキングパウダーに含まれているようなものもあるようです。
日本ではサプリメントとしてはサントリーが開発に一歩先じているようで、アラキドン酸と脳のかかわりや効果などをインターネットのWEBサイトでも丁寧に解説しています。
アラキドン酸は脳にいいらしい。検討したいですね。


 

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