北海道・中学生のお母さん、サラ金の債務整理のやり方

サラ金数社からお金を借りていると、金利が高いので元本を返す前に利息でどんどん返済する額が膨らんできます。
そうすると、サラ金からの取立て回数が増えてきたり、電話での返還請求が多くなってきます。
実は、債務整理をすることにより、借金の額を減らすとともに金利負担からも軽減できるのです。

なぜ債務整理をすると、「今までのサラ金からの催促は何だったんだ」というくらい楽になるのでしょう。
債務整理をする場合まず金利の引き直しということです。
サラ金の本来の金利は、法律上年利１５〜２０％でしかお金を貸してはいけないことになっています。
しかし、実際サラ金各社は年利２０〜２９.２％で貸しています。
これはなぜ？

お金が必要な人が、その人自信の意思で高い金利でもよいからお金を貸してほしいと、サラ金業者に対して意思表示をすることで、サラ金はお金を貸します。
そして、高い利息を受け取ることができるのです、決してサラ金業者だけが悪いわけではありませんね。
つまり、サラ金へ行って「明日どうしても１００万円ないと困る、ときに金利は２９.２％でも良いからお金を貸してください」と言うことでサラ金と借金の契約をしてしまいます。
これで、サラ金は大手振って金利２９.２％を受け取ることができるようになるのです。
この２９.２％というのは、これが限界でこれ以上の金利でお金を貸すと犯罪になるぎりぎりの金利です。

債務整理は、いままでサラ金で金利の２０％を超えて利息を払っていた借金を、本来の金利１５〜２０%に引き直して返済するための方法です。
サラ金から借金をしていた元本の返済した分についても、これから返済する分も、適切な金利にすることで、サラ金からの借金の額を減らしたり、返済額全体を減らしたりすることができる事なのです。

当然のことながら、消費者金融やクレジット会社に任意整理の依頼をする場合は、消費者金融やクレジット会社が了解してくれなければ債務整理はできません。
しかし、サラ金からしてみれば、まったく返してくれないよりは、少しでも返してくれたほうがいいと判断して、減額に応じてくれたりすることもあります。
また、金利を０％にしてくれる消費者金融やクレジット会社も多くあります。

このように、金利の引き直し、借金の減額、高金利の０%カットを行って、３年〜４年で借金をすべて返済できるようにするのが債務整理です。
ただし、債務整理をすると、そのサラ金やクレジット会社から次回からお金を借りることができなくなる場合があります。
また、債務整理手続きを行うと、ブラックリストに載りますので、サラ金やクレジット会社からお金を借りることができなくなります。
当然、クレジットカードも作ることができません。